2009-09-09

US OPEN

せっかくだから、こちらにいる間に US OPEN を見に行こう、ということになった。
場所は Manhattan のお隣、Queens。

最寄駅で降りると、アメリカの国旗がずーっと連なっていた。
見に来ている人たちそのものが、次に来た人たちの期待感を高める。
そんな、アミューズメントパークの入口付近みたいな風景。

郊外、というかんじがする。

外には大きなボードがあり、トーナメントの順番が張り出されている。
ここから勝ち上がっていくのか・・。
なんだか果てしない道のりに思える。

前の試合が終わるまで少し待ったあと、中へ。
私たちのチケットでは、女子の試合と男子の試合がひとつずつ見られる。
トーナメント方式だから、
チケットを買ったときは誰が出る試合になるかわからなかったけど、
男子のうちひとりはあのフェデラー!

試合が始まると、場内はお客さんで満員に。
選手は遠いところにいるのに、気迫に満ちた空気がここまで上がってくる。
固唾をのんで見守った。

でも、盛り上がっているときのお客さんたちのノリは、やっぱりアメリカ。
テニスってこういう競技だっけ?なんかもっと神聖なものかと思っていたけど??
というシーンもかなり。

いつもTVとかで見るたびに、
ボールボーイって神経使う仕事だよなぁ、と思っていた。
休憩のうちにしっかりお休みー。
そしてこの制服がちょっと可愛い。

会場には巨大スクリーンが置かれていて、
「インなの?アウトなの!?」と迷うようなときには、ドキドキしながら見つめた。
下には Olympus の大きなロゴ。
がんばれOlympusー。私以外でOlympusのカメラ持ってる人に、
まだアメリカで出会えてないよ!!!

サービスをものすごく正確に入れてくる相手。
でも、その「インになっている」という事実すら霞んでしまうほどに、
ひらりと打ち返してしまうフェデラー。
恐ろしい人です、あなた。

終盤少しもつれたものの、
結局フェデラーが勝利して、試合終了。
秋風を感じながらのテニス観戦、こんなに楽しいとは思わなかった。
生の迫力、これって、すごい。

2009-09-05

ハイラインで夕日。


夕刻に、NY の新しい名所、ハイラインを散歩。
廃線になった高架部分に植物をわさわさ植えて、市民の憩いの場にしてしまう、
という発想がなかなかいいと思う。
暗くて写真があまり撮れなかったけど、
レールの跡をわざと残してあるあたりが、粋。



ハイラインのあるミートパッキングエリアは、
NY の中でも雰囲気がとても好きな場所のひとつ。
また開拓するぞー。


2009-09-02

Boston 日帰り旅行


あったかいうちに出かけようキャンペーン、
第二弾は Boston。

もともと昨年から、近いうちに行きたいね、と言ってはいたものの、
Boston の緯度は、 NY よりももっと北。
冬になるとかなり寒い、というのに加え、
昨年はここ10年で一番というほどの大寒波にみまわれていたため、
とりあえず春になってから・・、
と言いつつ、のばしのばしにしてしまっていたのでした。


夏休みも終わりに近づき、そろそろ行く?と mega bus のサイトをチェックすると、
翌日の行きのチケットが直前価格で驚きの$5。
amtrak で3時間以上かかる距離なのに、これはすごい。
(たしか時間帯によっては$1というものまでありました!)
じゃ、行ってみますか、ということでオンラインでチケットを確保して、
朝からバスに乗り込み、いざ Boston へ。
日帰り旅だったので、この日は美術館などに行くのはやめにして、
街の雰囲気を味わおう、と散歩メインのコースをとりました。



初めて訪れる Boston。
同じ東海岸で、そこまで離れているわけではないのに、
普段暮らしている NY とは雰囲気が全然違うのが面白い。
特に異なっているのは、建物の様式や素材。
新しいビルの谷間に古い教会が残っていたりするのも、不思議な感覚。



お昼を食べて、ハーバード大学を散策。
さすがハーバード、敷地内の建物も立派。


Science 系の建物の中にあった、初期の頃の演算機(?)。
つまみが死ぬほどついてました。


キャンパス内を散策したり、写真を撮ったりしている観光客も、
たくさん見かけました。



大学を出た後はメトロで移動して、フリーダムトレイルの出発点へ。
観光ポイントを煉瓦の道でつなげたこの道、ちょっと便利。




ファーマーズマーケットなどを横目にみながら、海の方へ。



・・スタバってこういうとこだったっけ?



・・帰りは急遽、amtrak で NY に戻ることに。
実は行きのバスが上下に揺れすぎで、
(タイヤの空気が抜けすぎだったんじゃなかろうか?)
列車の旅の方が私たち向きでした。。
ま、それもまたひとつの経験、ということで。


しかし、Boston いいよ、と何人もの人が言っていたけれど、
なるほどこういうことなのね。
海が近いせいか、そういう場所に特有の空気があったし、
煉瓦の街並みが素敵で、とても楽しかったです。

また行ってみたいな。

2009-09-01

マンハッタンのシルエット

1年住んでいるというのに、なんだか観光スポットに行きそびれている私たち。
学期が始まると忙しくなるし、
とりあえず寒くならないうちに Brooklyn Bridge に行っておこうか、と、
ゴハンを食べて出発し、メトロで Brooklyn 側へ。


Brooklyn はまだまだ未開拓なので、とりあえず散歩から。
このギャラリー、けっこう日本の雑誌でも取り上げられているのかな?
広いスペースに面白いチョイスの本がたくさんあって、
思わず本探しに没頭。
奥の方にはワークスペースらしき空間も見えました。
あっち側から入口を見たらどんな風なんだろう。



橋が見えてきました。
普段街を歩いていると、
この橋をモチーフにしたTシャツなんかが、たくさん売っているのを見かけます。
大きなものをデザインして、それがずーっと長い間残っているって、
デザインした人にしてみたら嬉しいだろうなぁ。



観光気分ついでに、橋のたもとにある River Cafe へ。
入口にはお花がたくさん植えられていました。
水にプカリと浮かぶ様も素敵。

15時という中途半端な時間ながら、
カウンターには私たちのほかにも数組の観光客が。
昼から飲んでいる人が多かったですが、
飲めない夫に付き合ってふたりでカフェラテ。
チョコやらクッキーやらが付いてきて、
久しぶりに塩キャラメルのチョコをいただきました。
夕刻に日が暮れてゆくのを眺めながらお酒を飲んだりとかしたら、
ちょっといい雰囲気なのでしょう。



ついに橋の上へ。




橋の上の自転車、飛ばしすぎ。
あやうく轢かれそうになること数回。
ジョギングしてる人も、けっこうなハイスピード。




橋の上からは、ちっちゃく自由の女神が見えたり、
マンハッタンの摩天楼がシルエットになって見えたりして、
なんだかけっこう楽しいのです。

天気のいい日にまた来よう。