2010-07-07

日本。

日本に、帰ってきました。

帰国前の日々は、信じられないくらいにバタバタしていたのだけれど、
一方で、本当にもう帰っちゃうの?ほんとに??
と、最後まで全く実感のないままで。
気づいたらNYを発っていて、TOKYOにいました。

新しく住み始めた街は、東京にあるけれど、とてものーんびりとしたところです。
でも、商店街はとてもにぎやか。
歩いていると、お豆腐や、お茶や、お惣菜の匂いがして、
あぁ日本の匂いがするなぁ、と思います。
びっくりしたのは、TOKYO MX TV が、一部、 NY1 のニュースを流していること!
NYの映像が流れると、食い入るように見てしまいます。うーん、なつかしい。
(NYCのみなさん、そちらは今、猛暑で大変みたいですね。どうぞお体にはお気をつけて!)


思えばアメリカに旅立ったのは2年前の今日のことで、
そこから、本当にあっという間でした。
でも、色々なことに挑戦して、色々なものを見て考えて、
とにかく吸収する、という目標は、果たせたかな。
こうして日本にいると、まるでNYにいたのがウソみたいな気持ちになるけど、
やっぱり、得たものは非常に大きかった。と、思います。

心残りは、NYCでお世話になった方々に、あまりお礼の言葉を伝えられないまま、
日本に帰ってきてしまったこと・・。
みなさん、本当にごめんなさい。
でも、心から、感謝しています。どうもありがとうございました。
こんな私ですが、どうかこれからも、よろしくお願いします。


まだまだ書き足りないけれど、ともかく感謝の気持ちだけは書いておきたいな、
と思ったので、更新。
たくさんある未更新の過去記事については、気が向いたらということで・・(いつ?)。
でも、カフェ情報くらいは、できたらいいなぁ。

というわけで、日本からのおたよりでした。おしまい。

2010-05-02

five boro bike tour


肌寒い日が続いていた数日前とうってかわって、記録的な夏日になったこの日、
NYC で、five boro bike tour が行われました。

このイベントは、NYCの5つの区を、自転車で走破するイベントです。
Manhattan を出発し、 Bronx、 Queens、Brooklyn と駆け抜け、
Staten Island でゴール、というコースになっていて、
走行距離はおよそ42マイル=約68キロメートルと、なかなかの距離。
相方殿が友達と参加するというので、ひとりちょろりと見学へ。


最初はスタート地点である Battery Park まで行こうかと思っていたのですが、
色々な人のブログなどを見ていると、どうもバイカーしか入れないのでは?というかんじ。
そこで、北上して、コースが最初にふたまたに分かれる、
Central Park の入口で待ってみることにし、
はやくも駆け抜けていくバイカーやら、朝から大忙しのリスなど眺めてました。


そもそもこれって意外とゆるーいイベントで、
事前に参加費を払ってゼッケンをもらったりはするけれど、
途中のショートカットは自由。
この人も、おそらく家からぴゅーっと来て、
スタートをショートカットしたものと思われます。


で、本来、スタートは8時。
数万人が参加するイベントというだけあって、スタートから順番待ちの様子。
結局、だいぶ経ってからようやく、「そろそろ出られそうだよー」と、
夫から電話がかかってきました。
というわけで、それまでの時間はずっと、色々な人を撮って暇つぶししてました。
ブレちゃってるのが多いのが残念ですが、そのまま色々載せちゃいます。


このイベント、普段は車しか走れないはずの場所を、
自転車が通行できるようにして行ってます。
たとえば、高速も、通れるようにしてしまったりして。すごいなぁ。
ここはちょうど 6th Ave だったのですが、
見慣れてる場所が自転車爆走地帯と化していて、圧巻というほかありません。

で、そんな人と自転車の渦のなか、
どうにかして個性を出してやろうという気満々な人たちがたくさんいまして、
そうなると、一番やりやすいのがかぶり物。
でもこれ、チームで走るときにはいい目印になるみたいで、
実用性も抜群だったりするのです。


色々なかぶりものがある中、けっこうヒットだったのが、ベンツ軍団。
自称・高級車という、その発想が素敵です。

その他、ほんっとうに色々なかぶり物を見ました。





お犬様も若干驚き気味。


マシーンも、色々。
小さいのや、大きいのや、三連式や、カゴつきや。


うっかり自転車の流れに乗ってしまったのか、
水を$1で売っていたはずのおじさんが、
自転車と共に爆走していたのにはちょっと笑いました。


無事旦那さんたちのチームと会うことができ、道路脇で写真を撮ったりなどした後で、
彼らは再びコースへ復帰。
私はふらりと Brooklyn へ。

F line の Smith-9th の駅から、
彼らが通るはずの Brooklyn-Queens Expressway が見えました。
上りになっている、ということは、コースのもっと手前ならまた合流できるかも?
というわけで、お買いものなどしつつ、街歩きしたあとで、
手元にあった簡易版の地図を片手に、Atlantic Avenue を、西へ西へ。

西の果てまで来ると、ちょうど給水所があり、
もうかなりの人数が通過しているところでした。


今回はスポンサーにボニータバナナがついていて、バナナが配られているらしいし、
給水所ではお水も飲めるみたいだけど、走ってる人はどうかな?
と、相方に電話をすると、水が切れている給水所もある様子。
近所で冷たい飲み物やオレオなどを買って、みんなを待ちます。


子どもたちも、がんばり中。
でも、この日は本当に暑かったので、みんな疲れたはず。


給水所で合流後、またみんなを送りだして、数時間後に夫から「ゴールしたよ」の電話。
長い距離なのに、みんなすごいなぁ。
私は自転車には乗らなかったけど、みんなのおかげでたのしませてもらいました。
お疲れ様。よくがんばった!

2010-05-01

Happy Birthday !

天気予報では最初「嵐」となっていたこの日。
運よく途中で予報がずれて、気持のいい青空が広がってくれて。
Central Park の北にある、ちょっとした丘で、ポットラックパーティー。

お昼どきにもかかわらず、ひとつだけあいていたピクニックテーブルに、
みんなで持ち寄ったゴハンや飲み物を並べました。

ああもう、全部美味しい。
手作りが上手な人たちとピクニックすることほど、
幸せなことはないなぁ。


すぐ近くでは、Korean のコたちが運動会をやっていたり、
(綱引きって久しぶりにみた!)
私たちのテーブルの後ろでは、
5月1日をお祝いする不思議な集まりが開かれようとしていたり。
こんなに限られた空間の中ですら、やっぱりちゃんとNew York。


15年ぶりの奇跡の再会事件があって、びっくりしたのもこの日でした。
まさか Central Park の端っこで、
「はじめまし・・あれ?○○ちゃん!?」というような会話が繰り広げられるとは(笑)。
友達同士が、友達同士。なんてすごい、偶然。

この日のもうひとつのイベント、
それは、ニコニコ君のお誕生日イブ祝い。
明日が、1歳の、記念すべきお誕生日かぁ。
ケーキの上に立てられた、本当に1本だけのロウソクを見て、
ああ、これってすごい、と思ってしまった。


生まれてからこの日まで、1日も欠かすことなく、見守り続けているということ。
ひとりのニンゲンの、まるごとの人生を知っているだなんて、
パパもママも、なんてすごい「職業」なんだろうか。
人ひとりがおっきくなるまでに、こういう日々があるんだね。
なんていうか、これってすっごい愛じゃない?

1歳のお誕生日、おめでとう。

2010-04-28

Graham Avenue


もうすぐ帰国しちゃうから時間がないの! という私のワガママで、
元クラスメートのMさんと、突然、久しぶりにゴハン。
場所は、迷いつつ、結局 Brooklyn にしました。
近場のキッチン用品店をのぞき、
EGG でランチを食べ(とっても美味しかった!おすすめです)、
寒かったので、Blue Bottle Coffee であったかいラテをオーダー。
そのまま、この間行ってお店の人と仲良くなった家具屋さん、
今まであまり通らなかった道のおしゃれランプ屋さんや古着屋さん、などなど、
を見つつ、そのまま Brooklyn Kitchen へ。


ここは昔フリーペーパーで見つけてずっと気になっていたのだけれど、
East Williamsburg にあってよく行くところからは少し距離があったため、
この日、初めて足を踏み入れました。

入口入ってすぐのところで、ビッグアップルをしょった牛さんがお出迎え。


入口脇の棚には北欧もののアンティークが少し置いてあったり、
袋がどーんところがっていたり、なかなかツボな雰囲気。


品揃えという点でいえば、
Manhattan にもこのクラスのキッチン用品屋さんはいくつもあるけど、
セレクトの仕方がけっこう好みで嬉しい。

あと、前にあった場所から少しだけ移転したようで、
お肉屋さんとドッキングしてました。
この日は買って帰れなかったけど、美味しそうなお肉たちがいっぱい。
(あと、ウサギさんとか(・・)、豚足とか、変わり種もありました。)
新鮮そうだったので、次回はトライしたいなぁ。

1階の脇の方と、2階に、それぞれデモンストレーション用のスペースもあります。
Web を見てみると、色々と、しかも個性的な料理関係の教室が行われているみたい。
近かったら絶対行くのに!


Brooklyn kitchen を出たあとは、
来る途中で気になるお店がいっぱいあった、Graham Ave をちょっとだけ散歩。
駅の近くの、Variety というコーヒー屋さんでお茶をしました。
エスプレッソがしっかりしていて、美味しい。
使っているのは、Stumptown の豆と書いてありました。

Variety Cafe
368 Graham Avenue, Brooklyn, NY


この Graham Ave は初めて通ったけれど、
ちょっとしたイタリア人街になっているようで、
サラミやソーセージをぶら下げたお店をいくつか見かけました。
小さな可愛い洋服屋さんも見つけたりして、とても楽しかった!

あと少しでこういう散歩もできなくなるのだと思うと、さみしくて仕方がないなぁ。

2010-04-27

MUD Spot


散歩さんぽ、と今日は夕方からダウンタウンへ。
チューリップが花盛りの Madison Square Park を横切り、
トコトコと歩いて、East village の Abraço に向かうも、
なんと営業終了により入れず。
まだ17時なのに!

でもいいのです。
落胆などしている暇はないのです。
Moleskine の手帳を見てみると、近くにいくつかカフェがある。
服屋さんなどに入りながら、気になっていたカフェのひとつ、
MUD Spot へ。


MUD Coffee といえば、あのオレンジ色のベンダーが有名だけれど、
ここは後からできた実店舗バージョンの方。
今回は To Go にせず店内でカフェラテをオーダーしました。
待っている間持ってきてくれたお水は、
グラスがレトロな瓶そのもので、ラフなんだけど可愛い。


カフェラテは、前にトラックで頼んだものより断然美味しかった。なぜ?
やっぱり丁寧に入れられるから?
それはそうと、このマグ、とっても巨大で、
アメリカだなぁ、と思ったのでした。

MUD Spot
http://www.themudtruck.com/(※音出ます)
307 East 9th Street