2010-05-02

five boro bike tour


肌寒い日が続いていた数日前とうってかわって、記録的な夏日になったこの日、
NYC で、five boro bike tour が行われました。

このイベントは、NYCの5つの区を、自転車で走破するイベントです。
Manhattan を出発し、 Bronx、 Queens、Brooklyn と駆け抜け、
Staten Island でゴール、というコースになっていて、
走行距離はおよそ42マイル=約68キロメートルと、なかなかの距離。
相方殿が友達と参加するというので、ひとりちょろりと見学へ。


最初はスタート地点である Battery Park まで行こうかと思っていたのですが、
色々な人のブログなどを見ていると、どうもバイカーしか入れないのでは?というかんじ。
そこで、北上して、コースが最初にふたまたに分かれる、
Central Park の入口で待ってみることにし、
はやくも駆け抜けていくバイカーやら、朝から大忙しのリスなど眺めてました。


そもそもこれって意外とゆるーいイベントで、
事前に参加費を払ってゼッケンをもらったりはするけれど、
途中のショートカットは自由。
この人も、おそらく家からぴゅーっと来て、
スタートをショートカットしたものと思われます。


で、本来、スタートは8時。
数万人が参加するイベントというだけあって、スタートから順番待ちの様子。
結局、だいぶ経ってからようやく、「そろそろ出られそうだよー」と、
夫から電話がかかってきました。
というわけで、それまでの時間はずっと、色々な人を撮って暇つぶししてました。
ブレちゃってるのが多いのが残念ですが、そのまま色々載せちゃいます。


このイベント、普段は車しか走れないはずの場所を、
自転車が通行できるようにして行ってます。
たとえば、高速も、通れるようにしてしまったりして。すごいなぁ。
ここはちょうど 6th Ave だったのですが、
見慣れてる場所が自転車爆走地帯と化していて、圧巻というほかありません。

で、そんな人と自転車の渦のなか、
どうにかして個性を出してやろうという気満々な人たちがたくさんいまして、
そうなると、一番やりやすいのがかぶり物。
でもこれ、チームで走るときにはいい目印になるみたいで、
実用性も抜群だったりするのです。


色々なかぶりものがある中、けっこうヒットだったのが、ベンツ軍団。
自称・高級車という、その発想が素敵です。

その他、ほんっとうに色々なかぶり物を見ました。





お犬様も若干驚き気味。


マシーンも、色々。
小さいのや、大きいのや、三連式や、カゴつきや。


うっかり自転車の流れに乗ってしまったのか、
水を$1で売っていたはずのおじさんが、
自転車と共に爆走していたのにはちょっと笑いました。


無事旦那さんたちのチームと会うことができ、道路脇で写真を撮ったりなどした後で、
彼らは再びコースへ復帰。
私はふらりと Brooklyn へ。

F line の Smith-9th の駅から、
彼らが通るはずの Brooklyn-Queens Expressway が見えました。
上りになっている、ということは、コースのもっと手前ならまた合流できるかも?
というわけで、お買いものなどしつつ、街歩きしたあとで、
手元にあった簡易版の地図を片手に、Atlantic Avenue を、西へ西へ。

西の果てまで来ると、ちょうど給水所があり、
もうかなりの人数が通過しているところでした。


今回はスポンサーにボニータバナナがついていて、バナナが配られているらしいし、
給水所ではお水も飲めるみたいだけど、走ってる人はどうかな?
と、相方に電話をすると、水が切れている給水所もある様子。
近所で冷たい飲み物やオレオなどを買って、みんなを待ちます。


子どもたちも、がんばり中。
でも、この日は本当に暑かったので、みんな疲れたはず。


給水所で合流後、またみんなを送りだして、数時間後に夫から「ゴールしたよ」の電話。
長い距離なのに、みんなすごいなぁ。
私は自転車には乗らなかったけど、みんなのおかげでたのしませてもらいました。
お疲れ様。よくがんばった!

2010-05-01

Happy Birthday !

天気予報では最初「嵐」となっていたこの日。
運よく途中で予報がずれて、気持のいい青空が広がってくれて。
Central Park の北にある、ちょっとした丘で、ポットラックパーティー。

お昼どきにもかかわらず、ひとつだけあいていたピクニックテーブルに、
みんなで持ち寄ったゴハンや飲み物を並べました。

ああもう、全部美味しい。
手作りが上手な人たちとピクニックすることほど、
幸せなことはないなぁ。


すぐ近くでは、Korean のコたちが運動会をやっていたり、
(綱引きって久しぶりにみた!)
私たちのテーブルの後ろでは、
5月1日をお祝いする不思議な集まりが開かれようとしていたり。
こんなに限られた空間の中ですら、やっぱりちゃんとNew York。


15年ぶりの奇跡の再会事件があって、びっくりしたのもこの日でした。
まさか Central Park の端っこで、
「はじめまし・・あれ?○○ちゃん!?」というような会話が繰り広げられるとは(笑)。
友達同士が、友達同士。なんてすごい、偶然。

この日のもうひとつのイベント、
それは、ニコニコ君のお誕生日イブ祝い。
明日が、1歳の、記念すべきお誕生日かぁ。
ケーキの上に立てられた、本当に1本だけのロウソクを見て、
ああ、これってすごい、と思ってしまった。


生まれてからこの日まで、1日も欠かすことなく、見守り続けているということ。
ひとりのニンゲンの、まるごとの人生を知っているだなんて、
パパもママも、なんてすごい「職業」なんだろうか。
人ひとりがおっきくなるまでに、こういう日々があるんだね。
なんていうか、これってすっごい愛じゃない?

1歳のお誕生日、おめでとう。