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2010-01-07

メキシコへ。(4)


メキシコ最終日の朝。
ゆっくりと朝食をとったその後は、波打ち際やホテル近辺をのんびり散歩した。


旅先でまで鍛えようとするその心意気に、心から脱帽。


獲物を見つけると、重力を利用して、
シューンと真っ逆さまに落ちていくトリさん。
お見事。


かつてはメキシコに工場があっただけあって、
ここに来てから旧タイプのビートルをよく見かけた。
やっぱり、ビートルは昔のやつの方が断然可愛いと思う。


ロビーで一息ついたら、そろそろ出発のとき。
島や街、遺跡に、そして、海で見た様々な色が心に残る、
印象的な旅だった。

2010-01-06

メキシコへ。(3)


この日も引き続き、晴れ。
カンクンの海の色は、不思議なくらいに空の色に左右されるから、
こんな風にいい天気だととても嬉しくなる。

ホテル前の場所で、本日の日帰りツアーの車を待った。
横づけされたのは小さめのミニバン。
ドライバーとガイドさんに挨拶をし、乗り込んだ。
車は、他のホテルにも立ち寄って数人をピックアップし、
高速らしき道をガンガンに飛ばしながら、ユカタン半島をひた走る。


私たちが選んだのは、現地でやっている小さな会社のツアー。
これが、思いのほかよかった。
まず途中で立ち寄ってくれたのが、この畑。
アロエに似てるような気もするけど、これってなんだろう・・?
と思っていたところ、
「テキーラの原料なんですよ」とガイドさん。
最初にやってみた人は、よくぞ思いついたものだ、としばし感心。


車からは降りられなかったが、
マヤの人たちが住む、古い小さな町の様子も少しだけ垣間見ることができた。
彼らは遺伝的な形質により、首が短く、体も男女共に小柄らしい。
観光地として開発されたカンクンと違い、ここには普通の人たちの生活があって、
時間もゆっくり流れていそうな気がした。

         

一番目の目的地に着く少し前、一見すると何もない、
ごくごく普通の家の前のような場所で車が止まった。
ガイドさんが降りて、何事かを交渉している。
車に戻ってきた彼の手にあったのは、これ。
焼きたての、トルティーヤの皮。


ガイドさんが「これをかけると美味しいんです」と言って渡してくれた、
粒の大きな天然塩(だと思う)をパラパラふりかけてさっそくいただいた。
まだあたたかくて、とてもいい香りがした。
トウモロコシの粉と水という、とてもシンプルな材料を練って作っているはずなのに、
ほんのりとした甘さが印象的な、奥深い味。
メキシコは全般的にゴハンが美味しかったのだけれど、
この味は今でも記憶に残っている。
それくらい、美味しかった。


そうこうしているうちに、車は泉に到着。


一体どうしてこんな形になったのか、
何気ない地上の一部にぽっかりと大きな穴があいていて、
はるか奥深くには、たっぷりと水をたたえた泉が見える。
植物が地上から泉に向かって垂れ下っている様子が、
神秘的で、とても不思議なものに思えた。



螺旋状の階段をグルグルと下りていくと、泉にたどりつく。
泉は観光客に開放されていて、希望者は中に入って泳ぐことができる。
私たちふたりは、観察組を決め込み、色々な人を眺めて楽しんでいた。
横の階段から、泉に向かって飛び込むひとも多数。
ライフジャケットを借りることもできるので、
お父さんやお母さんのどちらかと一緒に泉に入っている赤ちゃんも、
けっこう見かけた。


あたたかい場所に行けばいくほど、原色に近い色の花が咲く。
当たり前のことのように思っているけれど、よく考えてみると不思議な気もする。


お昼ゴハンののちにセノーテの泉を出発し、とうとう遺跡に着いた。
日差しがかなり強い。



世界遺産になっている、ククルカンのピラミッド。



階段の一段一段は、実は日を表わしていて、
段数を合計するとマヤ暦の1年になる。
さらに、春分の日と秋分の日の日没時にだけ、
このピラミッドの象徴である蛇の形が、
浮き上がって見えるという仕組みになっているらしい。
光と影を利用したその表現方法と、綿密な計算には、驚くほかない。


遺跡のある場所は本当に広大で、全て見てまわるとなるとなかなかの大仕事。
それでも、天文台や球戯場跡、生贄がささげられていた泉など、
興味深く見てまわった。


手作りの刺繍は、複数の原色が配された華やかなもの。
午前中、小さな町で見た女性の服にも、こういう色合いの刺繍が施されていた。
気温と色には関係がある、ということを、あらためて面白いと思った。

余談だが、ガイドさんから事前に予告されていた通り、
お土産屋さんのそばを日本人観光客が通ると、
「ビンボープライス!」「ホトンドタダ!」などと声がかかる。
誰ですか、間違った単語を教えたのは。


そんなこんなで、ひたすら歩き続けた遺跡観光も、おしまい。
帰路は車中でたっぷり寝て、ホテルに戻った。

2010-01-05

Mexicoへ。(2)


朝起きると外はとてもいい天気で、海が綺麗に透き通っていた。
空の色で、こんなにも海の色が変わって見えるのが不思議。



ミニ・バーに入っていたダイエットコークも、メキシコ仕様。
なじみの薄い言語って、どうしてこうも可愛く思えてしまうのか。


最初はホテルでのんびりしようとかなんとか言っていたのに、
結局出かけてしまいたくなった私。
目指すは、カンクンから十分日帰りができる、イスラ・ムヘーレス島。
ホテルのコンシェルジュのお兄ちゃんに行き方を尋ねると、
色々詳しく教えてくれたので、
バスにのって船着き場まで行き、フェリーに乗ることにする。


フェリーは会社によって、30分に1本出ているものと、1時間に1本のものと。
待ち時間、ちょうどお昼どきだったので海の家のようなお店に入って、
スープとワカモレ、ドリンクを頼む。


スープもワカモレも、とっても美味しい!
スープは魚介類がたっぷりなんだけど、あっさり。
ワカモレはとってもクリーミーで、
チップスのトウモロコシ味が引き立つかんじ。

しかし途中、風がピューと吹いてきて、私のコークが倒れ。
お店の人にお世話になった後、
再び風がピューと吹いてきて、チップスを入れたカゴがひっくり返る。
同じおばちゃんが「I know you~」と言いながら笑って手伝ってくれた。

フェリーに乗ると、島までは30分ほど。
海が荒れ気味だったわりには揺れもそれなりで、ま、こんなものかというくらい。
上陸後、のんびり徒歩で散歩をすることにする。


一般的に、この島での交通手段は、
①ゴルフカート ②原付バイク ③タクシー の3つ。
散歩をしているうちにゴルフカートが全部借りられてしまったので、
私たちは ④徒歩 での散歩を続行。
でもこれが近くを散歩するには一番よかった。


途中、二匹でじゃれていた犬が、我が相方の顔を見るとトコトコ寄ってきた。
どうも犬に好かれるタチらしく、そのまま一緒に行くことに。
「あ、先に行っちゃったね」と言うと、なぜか振り返って待っている様子(笑)。
結局かなり一緒に移動。



かなり歩き回った後、船着き場近く(道路を挟んで向かい側)にあるお店で、
誰かが戻したゴルフカートを借りることに。
デポジット(預かり金)はなしだったけど、かわりにIDをというので、
相方が国際免許証を預ける(たぶんパスポートでもいいはず)。
しかし、ゴルフ場以外でゴルフカートを運転するのって、法的にはどうなんだ?
国際免許証ってメキシコは対象外だし。
などと思いつつ、今度はカートを駆って残り時間を楽しむ。


乗っていたのはまさに、こういうカート。
お犬様も気持ちよさそうだった。

タートルなんとかいうところに寄ると、ミニ水族館のようになっていた。
大量のタツノオトシゴが水槽に入っていたりと、けっこう面白い。
カメも、たくさんいた。
コガメかわいい。


いい時間になったので、またフェリーとバスを乗り継いで、ホテルに戻る。
見事にダイナミックな、夕焼けが見えた。
明日も晴れますように。

2010-01-04

Mexico へ。(1)


アメリカ大陸を飛び越えて、南に。
行き先はメキシコ・カンクン。

寒い場所が大好きなわたしと、
寒い場所がとってもニガテな我が相方。
2008年の年末、
タイムズスクエアで厳寒の中凍えながらカウントダウンに参加した際、
「わかった。来年の冬はあったかいところにしよう」となだめたのがきっかけで(笑)、
南への旅と相成ったのでした。

初日の今日は、ほぼ移動とホテルでのチェックインのみ。
あいにく現地に着くと天気が荒れ気味で、海はグレーがかっていたけれど、
それでも綺麗な海の色に、「晴れたらどんな色になるんだろう」と期待がつのります。

さてさて初めてのユカタン半島は、どんな空気と色なのか。