2009-08-13

ディズニー系


ルボンマルシェのすぐそばの公園で。
わりと新しめのようで、ノスタルジーには欠けますが、
ま、子どもには人気。

2009-08-12

決定的瞬間

エッフェル塔のすぐそばからバスに乗り、そのまま東へ、東へ。
目的地は、リュクサンブール公園。
ここに来るのはもう何度めかになるけれど、
これでこの公園も見おさめになる今日は、人形劇を見ようと決めていた。
16時からの人形劇が始まるまで、近くの回転木馬を眺めて過ごした。


この回転木馬が、私がフランスで見たなかで一番素朴なかんじがした。


面白いのは、ここの独自のシステム。
木馬の回転が始まるとまず、
係のおばちゃんがこの瓢箪みたいなものに、
リング状のキーホルダー的物体をセットする。
棒をもった子どもたちは、1周するごとに狙いを定めながら、
リングをその棒でシャキーンとさらっていく。


(ボケてしまったけどこんなかんじ)
回転木馬が止まってしまうまでに、リングをいくつ集められるかが勝負。
集めたところで賞品とかはないんだろうけど、これは面白そう。
ぼんやり眺めていたら、
常に同じ高さに棒を掲げ、毎周確実にシャキーンとさらっていく、
プロの仕事をしている女の子がいた。
なんだか獲物を狙う肉食動物のようで、
時々しかシャキーンをできないこの男の子の方をこっそり応援してしまった。


さて、ついに人形劇。
横についている補助椅子が、なんとなく学校っぽい。


前から3列目までは、子どもたち専用と決まっていて、
付添の大人であっても座れない。・・座高が違うものね。
人形劇では、実にいろいろなキャラクターが登場した。
だんだんと子どもたちが引き込まれて静かになっていくのがわかった。
人形たちと会場の子どもたちとの言葉のやりとりが何回かあったりして、
フランス語がわからなくても、けっこう楽しめる。
(上演中は写真NGだったのが残念。)



人形劇が終わったあと、そろそろ帰ろうかとも思ったが、
今日は写真美術館が17時から無料になるのを知っていたので、
そのままマレへ。


ここは、邸宅をまるまる改修し、美術館として使用しているらしい。
独特の空気があって、好きになった。


真っ白な壁に、シンプルに写真が飾ってある。
モノクロの写真が多かったせいもあり、この鮮やかな2枚の色が記憶に残った。


有名な、アンリ・カルティエ=ブレッソンの作品「決定的瞬間」。
この時期に企画展をやっていると知って、時間がなくても、
せめてこれだけでもいいから見ようと思っていた。
17時の再オープンとともにまっしぐらに向かったからか、
人が少ない中じっくりと見れた。
他にも、彼が撮ったパリの風景がいくつもあり、
「東駅」だったか、「北駅」だったかいう名前の写真も、素敵だった。
ここに来た甲斐があった。

メルヘン。


エッフェル塔に一番近い場所にある回転木馬。

ようやく。

ちょっとやっぱり、行っておいた方がいいんじゃない?
あそこには。


と、帰国間際になって思ったのが、エッフェル塔。
2か月半いたのに登らなかったっていうのは、やっぱり後から後悔するかも、と。
というわけで朝からとことこ、エッフェル塔へ。


上に登りたい、という人で、まだ午前中だというのに長蛇の列。
人が少ないところになんとなく並んだら、2階まで徒歩で登る人用の列だった。
全部エレベーターにして楽しようと思ってたのに。うっかり。


でも2階で最上階行きのエレベーターのチケットを買えると聞いたので、
まぁいいやと思ってそのまま階段用の切符を買って、ひとり黙々と階段を上った。



デジカメって、20世紀最大とまでは言わないにしても、
相当大きな発明だったんじゃないか?と思うことがある。


小高い丘にあるはずのサクレ・クールなども、
エッフェル塔のてっぺんから見てみれば、
今やのっぺりとした大地の上。
最上階で、しばしぼんやり。


次の目的地に向かうべく、階段を降りている途中で、
工事をしているおじさんに出会った。
と思いきや、そう見せかけた人形だった。
私の前にはとある親子がいたのだが、
お父さんがまっ先に気付いてまずギョッとし、
人形だとわかった途端、わざわざ写真を撮りにまた上って来ていた。
ちょっと仲間意識が芽生えた。


人の並ぶ様子を上から眺めながら、
エッフェル塔の影を見て、そのディテールの美しさを堪能。
構造上の機能美だけじゃないんだな。
鉄なのに繊細なかんじがするというのが、面白いなと思った。

2009-08-11

パッサージュ


帰る日が近いので、
オペラにあるbook off に、book off で買った本を売りに行ったあと、
前々から行ってみたいと思っていたパッサージュのひとつを通ってみた。
通りと通りの間に屋根をつけて、小さなストリートにしているから、
ちょうどポツポツ降ってきた雨もしのげて好都合だった。
ヴァカンス中だからかしまっているお店もあったけれど、
この空間全体が独特の雰囲気をもっていて面白い。



ロゴが可愛くて撮った。


色鮮やかな美容院。


出てすぐの場所には小さなお菓子屋さん。
パッケージが可愛いものを、ショーケースに並べている。
このウィンドーは前も気になってのぞいたことがあったのを思い出した。



そのままぶらぶらと通りを歩いたら、
いろいろと心ひかれるショーウィンドーや看板に出会った。



おごそかなかんじがしないかわりに、親しみやすい雰囲気の、ポリスの看板。
ほんの少しだけ違う別バージョンもあって、POLICEという字が、
絶妙な大きさと配置で、ちょっといいなと思った。



Parisには子供服のお店がほんとうにたくさんある。







途中買ったクロワッサンとパンオショコラを、ルーブル美術館の芝生で食べた。
すぐ近くで結婚式が行われていて、まわりの人と一緒に私も眺めた。

2009-08-10

買い物カートとトウモロコシ


ヴァンヴの蚤の市に行くために10年前のガイドブックを眺めていたとき、
クリニャンクールの蚤の市についても記載されていたのだけれど、
読んでみて思わず目を疑った。
「クリニャンクールの蚤の市は3万平米の敷地に・・」云々。
この間見たのってすっごく小さい区画じゃなかったっけ?と読み進めると、
なんと私が行ってきたのはただの1角だったことが判明した。
うーん、これは一応、もう一度行かねばなるまい。


クリニャンクールの蚤の市は、メトロ・4番線の終点。
先日行った場所を通り抜けてさらに歩くと、
高架線のあたりにずらっと蚤の市用の屋台が並んでいた。
なんだかアメリカでよくある、フェスのときと同じような空気が漂っている。
ベッタリしたベージュの合皮のサンダルとか、
いつか見知らぬ人とすれ違ったときに嗅いだ香水とか、
そういうものの匂いがたくさんした。


でも、歩きながら色々見て回ると、
この国ならではのご当地っぽいかんじが見て取れたりして、
それがまた面白い。



これって今のシーズンの流行り?
でも私には、モロッコのバブーシュみたいに見えた。



小物を並べて売る中にも、モロッコっぽいものを発見。



常設店もある。



私がヨーロッパのアンティークを見てグラっとくるみたいに、
こちらの人もアジアンテイストにはやっぱり異国情緒を感じたりするんだろうな。


パリの3大蚤の市のうち、ヴァンヴは土日のみ、
クリニャンクールとモントルイユは土日月の開催。
まだ見たことがないモントルイユの蚤の市を見に、
そのまま移動した。



モントルイユの市は、パリの東側ギリギリのところにある。
大きな幹線道路近くの場所にずーっとテントが並べてあって、
中身は、生活雑貨がちらほら、大部分は洋服などの布ものが多い印象。



ブーツの片方とか、売れるんだろうか・・?


掘り出し物はありそうなんだけど、
正直なところ、生活感があふれていてちょっと手が出しにくい。
でも、ここで安く買った人が、奇麗に磨いてまた売ったりするんだろうと思う。
古い物の流通とお金について考えた。



パリなんだなと思った瞬間。


こういう車で来ているんだから若者なのかと思いきや、
お店の主はおばちゃんだった。
どういうテンションで乗るんだろうか。


リヨンで作られたらしい、簡易コンロのようなもの(?)と、
ロシアのタマネギ頭の教会のオブジェが可愛かった。



ヴァンヴの蚤の市の場合、
メインの場所は行く前から想像していた「いわゆるパリの蚤の市!」
というかんじで、キラキラした雰囲気が漂っているけれど、
この日は場所によってかなり、パリの「裏側」を見ているかんじがした。
高架線の近くには、何十人もの人々がゴロゴロ寝たり物を並べたりしている、
難民キャンプのようになっているところもあったし、
モントルイユでは蚤の市に行くまでの通りにブラックの女性がたくさん立っていて、
買い物用のカート付きの袋の中に、調理済みのトウモロコシを詰めて、
通りを歩く人に声をかけては売っていた。
なかにはスーパーで使うカートを網替わりにして七輪を置き、
トウモロコシを焼いている人もいた。
(このアイディアはすごいと思う)


ちょっと混乱した頭を抱えながら、用事があったのでギャラリーラファイエットへ。
美しいガラスの天井を見てひと息。
買い物に来ている人たちがまとっている空気があまりにもキラキラしていて、
今まで見たものとのギャップが大きすぎて、
グラグラきた。

2009-08-09

ほくほく顔


前の晩、「残りの日々で絶対に行くところリスト」を作った。
・・メジャーどころも含め、かなり多くなり、あせる。
まぁしかし行きたいのだから仕方がない、と開き直り、
この日は午前中からヴァンヴの蚤の市へ行った。



ヴァンヴの蚤の市は、土日の朝8時から。
朝イチはさすがに無理だったものの、9時半過ぎに現地に着く。
既に地元のひとや観光客(日本や韓国が多かった)などが来ていて、
人の往来は途切れることなく、さらに少しずつ増えているようだった。









魅力的なものがありすぎて、
衝動的に買いそうになるのをちょっと待った!とこらえること多数。
ボタンやポストカード、キーホルダーなどの小物はもちろんのこと、
ふるーい郵便受けとか、大きな水差しとか、鍋とか、
かなり危なかった。






さすがにベッドなどは見なかったものの、
その気になれば、ここで生活に必要なものがかなりの割合でそろいそうだ。
絵だってあるし、アフリカンアートやらガラス製品やらも、盛りだくさん。








キワモノで目を引く者あり、
一見可愛らしいアンティークと見せかけ奇妙なおもちゃを売る者あり。
本当にバラエティに富んでいる様子が、見ていて楽しい。








私がこの日一応持ってきていたのは、10年前のパリガイド(笑)。
だいたいの通りを確認するのが目的だったので、十分用は足したが、
このガイドが書かれた頃に比べ、だいぶ変わったんだろうな、という気がした。
アンティークを大量に買い付けて商売をしているような人とは別に、
自分ちから持ってきた物を路上に並べて売っている、
いわゆるフリマっぽい人もたくさんいた。


道路の中州部分にまで出店・・ちょっと反則気味だけど、
目立っているのでこれはこれで成功なんだろうと思う。


そのまま帰るのはしのびなくて、
一番すきだと感じた通りをもう一度通って、駅へ。





いつもはマルシェがあるアリーグルの蚤の市に行くことが多かったけど、
ヴァンヴの蚤の市も、蚤の市らしくてすごく楽しい場所だった。