2009-07-28
散歩
ヴォージュ広場とリュクサンブール公園は、
Paris の中でとても好きな場所のひとつだ。
天気がよかったので、ヴォージュからリュクサンブールまで、
歩いてみることにした。
くりぬかれている屋根が独特な、サン・ルイ島の教会。
穏やかそうな看板犬。
トコトコ歩いて、ようやくリュクサンブール公園着。
広大なこの公園には、馬あり、テニスコートあり、遊具あり、
はたまた人形劇の館あり。
近くで貸し出された舟を浮かべて遊んでいる子どもたちがたくさんいた。
ルーブル美術館近くの池でも見たけれど、
比較的ポピュラーなものなのかな?
よく見ると、自由に利用していい椅子には何種類かあるようで、
寝そべる用(くつろぐ用)のものを愛用している人の姿が、
ちらほら見受けられた。
2009-07-25
湖
旅最終日の朝。
前の日の夕方降った大雨が、嘘のように、晴れた。
また電車に乗って、一路Annecy(アヌシー)へ。
アヌシーは、フランスといっても、かなりスイスに近いローヌ・アルプ地方にある。
川のそばには、絵を売ったりする小さなテントが並んで、にぎわっていた。
日用雑貨のようなものを売っていると、どうしても目がいってしまう。危ない危ない。
ここでお茶・・いいなぁ。
アヌシー湖は、川をたどっていくとすぐ。
ヨーロッパ一、透明度の高い湖というだけあって、水がとても綺麗。
せっかくなので、遊覧船に乗って、湖をひとめぐりすることに。
老いも若きも。
毎日運航して、慣れてるんだろうなぁ。
船長、足で運転中(笑)。
アヌシー湖は意外に広くて、ちょっとびっくり。
船からは、湖岸の景色などが見渡せた。
湖から戻って、小さな広場でふたりでアイスを食べながら、
電車までの時間をのんびり過ごしていると、
突然シェフの格好をした人に声をかけられた。
東京のフレンチレストランで、数年間働いていたことがあって、
その間に色々な街に行ったという。
「将来京都にお店出すのが夢なんだ」と言っていた。
一度住んだ国って、ただでさえ愛着がわいてしまうものだけれど、
こういうのは、やっぱりちょっと嬉しい。
2009-07-24
町並み
Lyon(リヨン)には、既に前日夜から入っていたけれど、
食事をする程度の時間しかなかったため、
この日は朝から街を歩いてみた。
ここはフランス第二の都市、という話を聞いた。
でも印象としては、かなりこぢんまりとしていて、人口も少なそうなかんじ。
日本は、東京はものすごいことになってるし、
二番目の大阪はおろか、名古屋や福岡だって賑わっていてすごいなぁ、
としみじみ思う。
一時期サンテグチュペリも住んでいたらしく銅像があったりして、
通りにも彼の名前がつけられていた。
でも・・前のひとの、斜め線で消すのってちょっとかわいそうな気が。
いっそ外しません?
街を見下ろせるフルヴィエールの丘は、川向うにある。
途中、橋から綺麗な家が見えた。
フルヴィエールの丘には、フニクレールで行ける。
子どもだけじゃなく、大人も楽しそうにしていた。
もちろん、私も。
丘からの景色。
近くにあるローマ時代の遺跡へ。
推測するに、まわりの古い部分を生かしながら、修復を重ねた模様。
夏ということで、夜には演劇関係のイベントが開催されているらしく、
古代ローマの劇場で演じる人は気持がいいだろうな、と思った。
その後は、旧市街をそぞろ歩き。
美食の街というだけあってゴハンも美味しいし、
何より、パリよりずっと物価が安いと感じる。
こういうところに暮らすのも楽しそうだなぁ。
2009-07-23
海
朝Avignonを出ると、Nice(ニース)へ。
TGVのこの路線は、途中から海岸線を走る。
電車の窓から海が見えてきたときは、本当にわくわくした。
電車を降りると、なんとなく「バカンス!」という空気が漂っていた。
市内のかなりメインな場所に、ぴょこりぴょこりと大胆な芸術が。
私が市長なら、絶対にとめた。
こうして見上げると南の空なんだけど、
海と一緒に見るとまた空の色が違って見えて、
少し不思議なかんじがした。
この地中海の色がどんな風なのか、どうしても見てみたかった。
海を見渡せる丘の上にはレトロな遊び場。
それぞれの、バカンス。
マルシェにも南仏の空気が漂っていて、のんびりとしていた。
気になっていたシャガール美術館まで足をのばした。
大きなものから小さなものまで集められた色々な絵の色彩が、
とても美しかったけれど、
なんといってもステンドグラスが記憶に残った。
・・というと優雅な旅行みたいだが、
実は滞在時間4時間と激短のため、その後はダッシュで駅へ!
南仏に似つかわしくない、スーツケースを転がして走る汗まみれのふたり。
でもそれもまた旅の思い出(笑)。
TGVのこの路線は、途中から海岸線を走る。
電車の窓から海が見えてきたときは、本当にわくわくした。
電車を降りると、なんとなく「バカンス!」という空気が漂っていた。
市内のかなりメインな場所に、ぴょこりぴょこりと大胆な芸術が。
私が市長なら、絶対にとめた。
こうして見上げると南の空なんだけど、
海と一緒に見るとまた空の色が違って見えて、
少し不思議なかんじがした。
この地中海の色がどんな風なのか、どうしても見てみたかった。
海を見渡せる丘の上にはレトロな遊び場。
それぞれの、バカンス。
マルシェにも南仏の空気が漂っていて、のんびりとしていた。
気になっていたシャガール美術館まで足をのばした。
大きなものから小さなものまで集められた色々な絵の色彩が、
とても美しかったけれど、
なんといってもステンドグラスが記憶に残った。
・・というと優雅な旅行みたいだが、
実は滞在時間4時間と激短のため、その後はダッシュで駅へ!
南仏に似つかわしくない、スーツケースを転がして走る汗まみれのふたり。
でもそれもまた旅の思い出(笑)。
2009-07-22
村と橋とヒマワリと。
のんびりした田舎の風景が流れる勢いで、ガイドの女性はびゅんびゅん飛ばす。
「ルシヨンからたった10キロくらいだけれど、全然雰囲気が違うわよ」
と彼女が言ったとおり、次の目的地・ゴルドは異質なかんじがした。
土壁が印象的だったルシヨンとは違って、
ここはゴツゴツとした石の村。
小さな村にはかわりがないけれど、
通りから受ける印象は全然別のもの。
この村は、外部の敵から身を守るために、
小高い丘の上に作られた典型的な「鷲巣村」だ。
ゴルドを出たあと、ガイドさんが向日葵畑に案内してくれた。
油をとるために、こんな風に、あちらこちらで栽培しているらしい。
暑さで若干弱りつつ寄ったサン・レミ・ド・プロヴァンス・・にあった扉。
ついつい、こういうのばかり撮っている。
最後は、古代ローマ時代の遺跡の、橋。
地元の学生のツアーのようなものがあったので、
何か面白い場所に行くに違いない、と思って後に続くと、
橋を見下ろす場所についた。
それにしてもこんな大きな橋、
今のような重機もない時代に、いったいどうやって作ったんだろうか。
橋の上から見えた川は、とても綺麗だった。
泳いだり、ボートを漕いだり、身体を焼いたりしている人がたくさんいた。
紀元前に作られたというのに、今でも現役というところが、またすごいと思った。
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