2009-07-22

村と橋とヒマワリと。


のんびりした田舎の風景が流れる勢いで、ガイドの女性はびゅんびゅん飛ばす。
「ルシヨンからたった10キロくらいだけれど、全然雰囲気が違うわよ」
と彼女が言ったとおり、次の目的地・ゴルドは異質なかんじがした。



土壁が印象的だったルシヨンとは違って、
ここはゴツゴツとした石の村。



小さな村にはかわりがないけれど、
通りから受ける印象は全然別のもの。



この村は、外部の敵から身を守るために、
小高い丘の上に作られた典型的な「鷲巣村」だ。



ゴルドを出たあと、ガイドさんが向日葵畑に案内してくれた。
油をとるために、こんな風に、あちらこちらで栽培しているらしい。



暑さで若干弱りつつ寄ったサン・レミ・ド・プロヴァンス・・にあった扉。
ついつい、こういうのばかり撮っている。



最後は、古代ローマ時代の遺跡の、橋。
地元の学生のツアーのようなものがあったので、
何か面白い場所に行くに違いない、と思って後に続くと、
橋を見下ろす場所についた。
それにしてもこんな大きな橋、
今のような重機もない時代に、いったいどうやって作ったんだろうか。



橋の上から見えた川は、とても綺麗だった。
泳いだり、ボートを漕いだり、身体を焼いたりしている人がたくさんいた。



紀元前に作られたというのに、今でも現役というところが、またすごいと思った。

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