2009-07-22
土の色
Avignon から向かったのは、近くに点在するいくつかの小さな村。
免許はあれど、車の運転ができない私たちは、
Viator社という会社の半日ツアーを利用して行った。
ノリのいい女性ガイドは、
典型的な「ハンドルを握ると性格が変わるタイプ」。
ぐんぐん飛ばしつつ、ひとつめの目的地、ルシヨンに。
ルシヨンは土壁の色が独特。
「土の色は、オレンジ、赤、黄色とあるけど、
たとえば一口に『赤』といっても、
ダークな色味から明るい色味までいろいろなのよ」
とガイドの彼女が言うとおり、壁の色はさまざま。
でも自然の素材でできているから、
たくさんの色が溶け合ってひとつの村の色になっているかんじがする。
ナチュラルなものの醸し出すあたたかみのようなものって、
きっとどの国の人も惹かれるんだろうな。
村の中で見つけた葡萄の木。
その瓦、ぜひとも分けていただけないだろうか。
人がその手でコツコツと積み上げた上に、
年月が加わることによって、生み出されたものって、
真似るととたんにインチキになる。
でも、オリジナルはこんなにも素敵。
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