2009-07-03

コウノトリが住む街。

週末を使って、夫の学生時代からの先輩を訪ね、ストラスブールへ。
Paris からTGVで2時間半ほどで着いたこの街は、
アルザス・ロレーヌ地方にあり、川を渡ればもうそこはドイツ。
レストランのメニューや標識なども、
ドイツ語にかなり近いというアルザス語と、フランス語、
そして観光客向けに英語の、3言語表記が主だった。



赤色砂岩で作られた大聖堂が、堂々と街の真ん中にそびえたつ街。



奥にあった天文時計は、狂いがとても少ないらしい。
中には、何千年だか何万年だかに1度しか使われない部品もあるのだと聞いた。



外観には、恐ろしいまでに繊細な細工がほどこされている。



ふらりふらりと、旧市街を散歩。



木組の家がたくさんある。



一見綺麗な建物も、
よくよく眼を凝らしてみると、かなり歪んでいることがわかったりする。
古い建物を、直しなおし大切につかってきた印だ。



建物の2階から上がこんな風につき出しているのは、
どうにかして法定面積以上に家を広くしようと画策した結果らしい。
法律の抜け穴をさがすのは、どこの国の庶民も一緒。



キリンにゾウと、なにやらインターナショナルな回転木馬。



この、舌をチョロリと出した豚さんが可愛い。



酸性雨にやられたのかボロボロのグーテンベルクの像。少々不気味。



そこここにある、可愛い看板を見上げながら歩いた。



旧市街を出てすぐの場所なのに、こんな近代的な乗り物が走っている、
そのコントラストが面白い。



芝生の中に線路が通してあるのって少し不思議だ。



途中で結婚式に遭遇した。
後ろにゾロゾロとつき従う友人たちが楽器を打ち鳴らし、花嫁も踊るおどる。
しめやか、という言葉などカケラもないけれど、
こんな風にカラリとした結婚式も楽しそうだ。



フランスでは、本当に花が身近にあり、色遣いも上手だなと思うことが多い。



公園の何気ない建物に巣を作って、コウノトリが住んでいた。

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