2009-06-08

彫刻



大聖堂が見たいと思い、chaltres(シャルトル)に行った。




日曜だったので、教会の中ではミサが行われていて、
パイプオルガンの音がどこからともなく聞こえてきた。




楽しみにしていたステンドグラスも綺麗だったが、
それよりも、石の彫刻の方が衝撃的だった。
この像ひとつ彫るのに、いったいどれだけの時間がかかるんだろうと思うと、
気が遠くなりそうだった。




大聖堂の後ろに、道が見えた。




この教会があるところは、どうやら高台になっているようで、
裏側からの眺めをしばし楽しんだ。




小さな街を散策しながら、ピカシェットの家に行った。
20数年かけてコツコツと作った家は、
想像していた以上に楽しく、ユーモアに富んでいて、
とても楽しめた。
そして、また散策しながら、街へ。

日曜は、観光地であっても、ほとんどのお店が休み。
お魚や野菜を売るこのお店も、もう店じまいをしているところだった。




フランスの看板って、どうしてこうも可愛いんだろうか。




15時にもなると、カフェすら営業を終了。
いくつか「もう今日はおしまいなの」と断られた。
雨も降ってきたこともあり、空気がかなり肌寒い。
空腹で自分が危うくなりかけたころ、
ようやくまだあいているサロン・ド・テを見つけたので、
中に入って食事をした。
ほうほうのていで、という言葉が頭をよぎる。
食べるって大事だ。

午前中に見た、この景色がなつかしい。



夕方、パリ行きの電車が来たので、買った切符のよりも少し早かったけど乗った。
小さな、でもとてもきれいな街だった。


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